第一回「うつ病の初期症状」その③周囲の対応方法、接し方

2014年 12月 10日

この記事でうつ病の初期症状などを知って頂き、うつ病について理解を深めて頂いた皆さんには、最後に周囲の方への対応方法というのを1つお伝えして終わりにしたいと思います。もし身近な方に対して、「どうにも調子が悪そうに見える」「うつ病の症状としか思えない」と感じた場合、どうされるでしょうか。

当サイトでの体験談インタビューでは、『お前、おかしいから病院に行け』と、親しい友人にズバリ直接言われたことがキッカケで通院・治療という行動を取られたケースもありますが、必ずしもそういった行動を取れる間柄・関係性では無い場合もありますよね。また、疑わしいと思ってはいても、いかんせん素人判断なので気のせいかもしれないとも思い、何も出来ずに竦んでしまう場合もあるでしょう。

そんな時のために、うつ病・うつ症状を診断するためのチェックテストというものが色々ありますが(また今後改めて、ご紹介させて頂きますね)、普段の生活において急にそういったチェックシートを試してもらうように薦めたり、目の前でやってもらうというのは正直ハードルが高いというか、現実的ではありませんよね。

そこで、少し難易度が低めな確認方法を少しお伝えさせて頂きますので、もしもの際には実行して頂ければと思います。

「100-7」テスト

「100-7」テストとは、そのまんまですが100から7を引いてもらう方法です。

100-7は、当然「93」ですよね。その後も、引き続き93から7を引いていってもらい「86」と口答してもらったら、また7を引いてもらい…と、それを繰り返していく流れになります。模範的な言い方としては「それから7を引くといくつですか?」となります。

この引き算をしていく方法は本来看護の世界で意識障害の確認に行う手法ですが、対象者の注意力・集中力も同時に観察できるので、「頭が働かない」「集中力が低下する」という、うつ病の初期症状に起こりうる状態の確認にも転用できます。

このテストでは、「93-7」が間違えやすい若しくは時間がかかる場合が多いと言われています。また、決して「100-7」ではないといけないわけではありません。同程度の簡単な計算(例えば「50から連続で3を引く」であっても構いません。

『こないだテレビで見たIQゲームなんですけど〜』などと言って始めてもらえば、自然な流れで始められるのではないでしょうか。医師をはじめとする専門家は治療に対して大きく手助けをしてくれます。しかし、同時に人と人との普段の生活の関わり合いのなかでこそ出来ることもあります。

長々とお付き合い頂き、ありがとうございました。もしお時間ありましたら、ぜひ他の記事も目を通してみてくださいね。

 

 宮原直孝 一般社団法人いっぱんじん連合 代表理事 1984年 長野生まれ。 会社員時代の09年 7月頃〜11年1月頃までうつ病により休職、その後退職。 転職活動がうまくいかない現実逃避から何となく勢いで当法人を設立。 現在はヘラヘラしながら、 ・深夜に都内を集団で歩く「深夜徘徊イベント」 ・ただダラダラとダベるだけの「ダベPartner活動」 ・出来る事であれば何でもする「代表デリバリーサービス 〜心が弱った時に、都合の良い男〜」 などを行う。 抱えている柴犬は、よく出来ていますが木彫りです。

<執筆者プロフィール>
宮原直孝
一般社団法人いっぱんじん連合 代表理事
1984年 長野生まれ。
会社員時代の09年 7月頃〜11年1月頃までうつ病により休職、その後退職。
転職活動がうまくいかない現実逃避から何となく勢いで当法人を設立。
現在はヘラヘラしながら、
・深夜に都内を集団で歩く「深夜徘徊イベント」
・ただダラダラとダベるだけの「ダベPartner活動」
・出来る事であれば何でもする「代表デリバリーサービス 〜心が弱った時に、都合の良い男〜」
などを行う。
抱えている柴犬は、よく出来ていますが木彫りです。

 

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