「季節性うつ病」に家族や友人はどう対応したらよいか

2014年 11月 4日

本人の意思ではどうにもならない事を理解し、日常生活をサポートしつつ見守る

まず、季節性うつ病(冬季性うつ病)は生理的な疾患による症状で本人の気力や、意思の問題ではないことを理解しましょう。体調が自分の意思ではどうにもできない事はご本人にとっては大変な苦痛です。その上で、本人の心身の負担を減らし、治療に専念できるよう、以下の3点を心がけましょう。

①見守る
いつもと違う状態である事を理解し、本人に元気な時と同じことを求めないようにしましょう。その状態をそのまま受け入れることが本人にとって癒しになります。
②一時的なものである事を思い出させて元気づける
ゆううつな状態の時には本人はこれが病気による一時的な症状である事を忘れがちになります。今の状態は一時的なものであり、ずっとこの状態が続くわけではないことを思い出させることで本人を元気づけることができます。
③簡単なことで援助する
ゆううつな状態な時には、買い物や洗濯、掃除といった日常生活を送るのに不可欠な事を行うのにも大変なエネルギーを必要とします。ご本人にどんな援助が必要か尋ね、支援してください。

もう一つ大切なのは「家族が責任を感じすぎない」ことです。季節性うつ病(冬季性うつ病)はまだ原因が解明されていない病気です。症状が出たり、改善できないのは家族のせいではありません。また、実際に病気と闘うのはご本人です。家族や周りの人は気負いすぎずそのサポートをするように心がけましょう。