家族のうつ病に関する悩み対策(病気について)いつもと様子が違うと感じた時のうつ病チェック

2014年 6月 12日

いつもと違ってちょっと様子がおかしい」と感じた時に、医師にかかるかどうかを判断するためにセルフチェックができる様々なチェックテストが存在しています。今回はPINT(ピント)で利用している「二質問法」について説明いたします。

二質問法とは

checklist「うつ病の人の約8割が最初に心療内科や精神科ではなくかかりつけの病院にかかることから、かかりつけの病院でも患者さんがうつ病かどうかふるい分けをし、うつ病の場合は早期に心療内科や精神科といった専門医に患者さんをつなげられるようにと作られたのが、二質問法です。以下の2つの項目だけの質問をすることによって専門医でなくてもうつ病のふるい分けとして、また、職場でのうつ病のふるい分けとしても有効性が示されています。

二質問法では、うつ病の診断上最も重要な「抑うつ気分」と「興味関心の低下.楽しく思える気持ちの欠除」を質問します。どちらか片方が「はい」に当てはまれば、専門医にかかることが望ましいとされています。以下がその質問項目です。

二質問法の質問項目

以下の質問にお答え下さい(当てはまる方に○をつけてください)

―この 1 ヶ月間,気分が沈んだり,憂うつな気持ちになったりすることがよくありましたか.

・A はい

・B いいえ

―この 1 ヶ月間,どうも物事に対して興味がわかない,あるいは心か

ら楽しめない感じがよくありましたか.

・A はい

・B いいえ

その他、一般の方がセルフチェックとして利用できるものに、厚生労働省が公表している簡易抑うつ症状尺度(QIDS-J)や大学や精神科医が独自に開発したチェックテストも色々あります。

PINT(ピント)のコンテンツに含まれているチェックテストでは、精神科医の監修のもと、家族の視点でのチェックがしやすいようこの二質問法とうつ病の診断の際に確認が必要な症状を組み合わせて作成しています。ただし、これらはあくまでもうつ病の早期発見を目的とした自己診断用のチェックテストです。実際のうつ病の診断はこれらのチェックに加えて、生活状態、ストレス因子の評価など様々な角度から行われます。正確な診断を受けるためには専門の医師にかかる事が必要です。